手織技術検定設立趣旨

手織技術検定は、感性をあるがままに表現するための手織技術を広く一般に普及するためのものです。

私たちは、誰もが固有に持って生まれた、天然自然の感性をあるがまま表現することが、わざわざ手織をする意義であると信じています。そのためには、手織とは簡単なものでなくてはなりません。

そもそも、あらゆる技術は、私たち人間を助けるものです。 人間が使いこなしてこその技術であり、逆に、技術に振り回されているようではいけません。

本来、「教えないで引き出す」ということは、感性の表現に関することに限定すべきだったのです。 なにも簡単に手織ができるための技術まで教えてはいけないわけではありません。むしろ、合理的で効率的な技術こそ、万人が共有すべき財産です。そして技術の進歩に伴い、それをお互いに分かち合うことが我々の目指すべきことです。

感性の大切さを提唱するさをり織り創始者の城みさをは30年前の著書『わたし革命』で、次のように訴えかけています。

おこがましいかも知れないが、私は女性の意識を変えたいと思っている。生きていて何をすべきか、後悔はないか、自分の可能性に挑戦してみようと思っているか。やってもみないでわかる筈がない。私もそうだった。おそらく仲間はそう思っていたに違いない。みんなできないと思っていた。なのにやっているではないか。やれているではないか。なぜ?あるもの、自分の中に持っているものをそっくりそのまま役立てているからである。

新たに教わるものは、方法だけ。すべては自分を生かすことにある」と。


手織技術検定協会概要

  手織技術検定協会
  〒594-1101
  大阪府和泉市室堂町613-1 さをりの森内
  0725-57-7022 0725-57-7023
  info@tegiken.org

  協賛:さをりの森/堺精機産業株式会社

ロゴマークについて
「技」マークは、できるだけ簡単な技術を目指すことを表し、余計なものをそぎ落としたシンプルなものにしました。


将来に希望を託す「こどもの手」と「手織の手」をモチーフに。下は地中にあって、見ることが出来ないが大切な「技術」という確かな根をイメージし、上はその確かな根があって初めて豊かに育つ「感性」の大木をイメージしています。大きく広げられた手で技術と感性をしっかり掴んで、手を取り合ってみんなで成長していこうという願いが込められています。

あえて「検定」にした訳
手織技術検定は、決して「検定ブーム」に悪ノリして生まれたわけではありません。敢えて「検定」としたのには理由があります。過去に何百回となく講習を繰り返してきましたが、その成果が思うほどに上がらなかったからです。講習会を終える度に、受講者のほぼ全員が、「目からウロコが落ちた感じです」と喜んでくれるのですが、結局、新しい方法は身に付いていないのです。半年も経てば、大抵元の木阿弥です。

ところが不思議なことに、「検定」となると受講者の真剣味が全く違います。確実に技術が身に付くのです。そのあまりの変わりようには驚くばかりです。

このようにして、学ぶ人の身になって考えた結果が、この「手織技術検定」です。とはいえ、あくまでも自分の向上の目安のひとつとして考えてください。この検定は落とすための試験ではありませんので、気楽にチャレンジしてください。

手織技術検定協会
〒594-1101 大阪府和泉市室堂町613-1 さをりの森内
:0725-57-7022
:0725-57-7023
:info@tegiken.org
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