手織技術検定設立趣旨

手織技術検定は、感性をあるがままに表現するための手織技術を広く一般に普及するためのものです。

私たちは、誰もが固有に持って生まれた、天然自然の感性をあるがまま表現することが、わざわざ手織をする意義であると信じています。そのためには、手織とは簡単なものでなくてはなりません。

そもそも、あらゆる技術は、私たち人間を助けるものです。 人間が使いこなしてこその技術であり、逆に、技術に振り回されているようではいけません。

本来、「教えないで引き出す」ということは、感性の表現に関することに限定すべきだったのです。 なにも簡単に手織ができるための技術まで教えてはいけないわけではありません。むしろ、合理的で効率的な技術こそ、万人が共有すべき財産です。そして技術の進歩に伴い、それをお互いに分かち合うことが我々の目指すべきことです。

感性の大切さを提唱するさをり織り創始者の城みさをは30年前の著書『わたし革命』で、次のように訴えかけています。

城 みさを「おこがましいかも知れないが、私は女性の意識を変えたいと思っている。 生きていて何をすべきか、後悔はないか、自分の可能性に挑戦してみようと思っているか。やってもみないでわかる筈がない。私もそうだった。おそらく仲間はそう思っていたに違いない。みんなできないと思っていた。なのにやっているではないか。やれているではないか。なぜ?あるもの、自分の中に持っているものをそっくりそのまま役立てているからである。

新たに教わるものは、方法だけ。すべては自分を生かすことにある」と。


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